第10回『ペリネイタル・ロス看護者研修プログラム』のご案内
周産期に子どもを失う経験をする親は少なくありません。
親、家族の受けた喪失感や悲嘆をケアする立場にある助産師、看護師、保健師、医師が必ずしも十分な理解と訓練を受ける機会がないのが現状です。
その結果、悲嘆の中にある親、家族に必要なケアが十分にされず、喪失感や悲嘆は病的な心の問題となる場合もあります。
このプログラムは聖路加看護大学ペリネイタル・ロス研究会、静岡県立大学准教授太田尚子先生によって開発されたもので、関東を中心として実施されて多くの医療者の学びに貢献してきました。
2009年から北九州市において毎年この研修を、その4か月後にフォローアップ研修を開催し、参加された方が多くの実りを持って職場に帰られました。流産・死産・新生児死の家族のケアに当たる医療者・支援者の学びを目的とするワークショップです。
このワークショップを通して西日本でも流産・死産・新生児死等を経験した家族への温かい看護や医療が充実していくことを心から願っています。
参加してくださる
方を者募集しております。
1講師
聖路加国際大学ペリネイタル・ロス研究会 太田尚子先生、石井慶子先生、蛭田明子先生、北園真希先生
東アジアグリーフの集い実行委員会 吉田 静先生
2主な内容
研修Ⅰ ケアに取り組むための知識、態度、スキルを学ぶ研修プログラム。
ファシリテーターを中心に。
講義[ペリネイタル・ロスのグリーフ] [赤ちゃんを亡くした家族のケア]等。
ペリネイタル・ロスのケア[体験者の話]等
研修Ⅱ(フォローアップ研修) ケース検討 ペリネイタル・ロスと次の妊娠・家族へのグリーフケア 他
3参加対象
助産師、看護師、保健師、医師 他。
4参加定員
24名
5期日
研修Ⅰ 2018年7月15日(日)~16日(月)(10時から17時まで)
研修Ⅱ 2018年 日にち未定(10時から17時まで)
(研修Ⅰに参加した方は研修Ⅱへのご参加もお勧めいたします。)
6会場
北九州市総合保健福祉センター(アシスト21)2階(講堂)北九州市小倉北区馬借1-7-1
駐車場なし
7参加費
25,000円(研修Ⅰ参加費)
(研修Ⅱにも参加される方は、12,000円を別途、研修Ⅱの当日にお支払いいただきます)
8申し込み方法
お名前・住所・連絡方法・職種・所属(産科/NICU/他の別)・臨床経験年数を明記し
下記のfax番号へお申し込み下さい。
参加費のお振り込みを確認した上で参加の受諾とし、
準備等に関する詳しい内容のご連絡をします。
fax 0947-42-2058(田川事務局 吉田静宛)
*問い合わせは e-mail takeday@khc.biglobe.ne.jp(武田まで)
9参加費振り込み先
西日本シテイ銀行城野支店 普通口座 口座番号1758503
東アジアグリーフケアセミナー 代表 武田康男
10 申し込み締め切り
定員に達した時点
主催 東アジアグリーフの集い実行委員会 / 後援 福岡県産婦人科医会(予定)
参加希望される方は下記の申込書をご参考ください。